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導入医院インタビュー

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予防に必要なのは「将来の予測」と「情報提供」です

つのだデンタルケアクリニック 院長/角田 智之 先生

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    院長/角田つのだ 智之 先生

福岡市博多区にあるつのだデンタルケアクリニック。院長の角田つのだ智之先生に、予防に対する考え方と『OHIS』の活用について、詳しくお聞きしました。

患者さんの予防に対するモチベーションを上げることが大切

本格的に予防をやろうと思い、予防歯科で働いている歯科衛生士さんにどんなシステムでやっているのか聞いてみたんです。そのとき教えてくれたのが、現在の歯肉の状況と将来の危険度がわかるOHISでした。自分でも調べてわかったのは、「このソフトは検査することが目的ではなく、患者さんの予防に対するモチベーションを上げるもの」ということ。これは必要だなと思いましたね。

患者さんにOHISを説明するときは、「あなたの将来予測ができますよ」と言っています。たいていの方は、「えっ、そうなんですか!」と興味を持ちますよ。

自然とセルフケアの必要性に気づいてくれる

主訴であるむし歯の治療が終わった50代の女性にOHISでリスクをみせ、歯周病がどんな病気なのかを知ってもらいました。今の自分がどんな状態なのか、このままだと将来どうなってしまうのかがわかると、PCRがガンガン下がっていったんです。

患者さんは自分では歯周病に気づけません。だからこそ、こういうツールを使って患者さんに情報提供するんです。自然と歯周病に危機感を持ち、セルフケアの必要性に気づいてくれます。これが、予防の大きな仕事のひとつだと思います。

危機感を感じることでセルフケアが習慣に

僕は、予防はセルフケアが8割だと思っています。医院がクリーニングして「また来てください」と言うだけでは、予防はできません。本当にセルフケアがしっかりできていたら、こちらはチェックするだけでいいんです。先ほどの患者さんもそうですが、歯周病がどんな病気で自分がどんな状態なのかを理解し、危機感を感じることでセルフケアを習慣化できています。そこで絶対に必要になるのが「将来の予測」と「情報提供」、この2つですね。