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導入医院インタビュー

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患者さんに気づいてもらうことが、 歯を守る行動につながります

対馬やまねこ歯科 院長/松尾 和樹 先生

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    院長/松尾 和樹 先生

長崎県の離島にある、対馬やまねこ歯科。院長の松尾和樹先生に、開業当初より活用している『OHIS』について詳しくお聞きしました。

患者さんに、自分自身をもっと知ってほしい

当院は予防に特化した歯科医院です。歯を守るのに必要なのは、何より患者さん自身の意識と行動。そこで、まず自分の体や状態についてもっと知ってほしい。この点からツールを探していて、歯周病リスク評価ソフト『OHIS』と出合いました。

歯周病について説明するときは、OHISのレポート用紙を見せながら。自分が今どの状態にいるのか、このままだと15年後にどうなるのかを理解してもらいます。

教えるのではなく、患者さんが気づく

あるとき、50代の男性にOHISを行ないました。すると、客観的な資料によって初めて歯周病を自覚。結果について、「これはどういうこと?」と一つひとつ詳しく聞いてきました。プラークの状況や噛み合わせを理解したうえで、「だから自分は歯周病なんだ! とんでもない状態だったんだね」と自ら気づいたんです。

そこから歯周治療に入り、きちんと通院して磨き方も改善。80%あったプラークスコアは20%以下になったんですよ。

将来を考えてもらう

患者さんには「ああしてこうして」とは教えていません。“どうして、この場所のプラークは落ちないんだろう?”“プラークがついたままだと将来どうなる?”を、OHISや他の資料と合わせて考えてもらいます。その結果「何かやらなきゃ!」となった患者さんをサポートしていくのが、私たちの役割です。

当院は開業から10年目。この予防への取り組みを続けていきたいですね。