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導入医院インタビュー

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“15年後、どうありたいか”をイメージできると患者さんの行動は変わります

喜多デンタルクリニック 歯科衛生士/宮川章代さん

  1. 徳島県
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    歯科衛生士/宮川 章代あきよさん

「患者さんに負担をかけるのではなく、無理なくできることを見つけたい」と言う歯科衛生士の宮川章代あきよさんに、『OHIS』の使い方についてお聞きしました。

歯を失う前に気づいてもらいたい

歯周病は患者さんが気づきにくい場合が多い。だからこそ『OHIS』が必要です。

患者さんにはOHISを「過去・現在・未来がわかる歯周病の検査です」と説明しています。特に「15年後に歯周病で抜ける歯の本数」の確率が出るのは、かなりの衝撃を与えていますね。患者さんにとっては現在の自分の状態を点数でダイレクトに示されるので、歯周ポケットの検査だけでは現れない“核心”を突かれた気がするのだと思います。

大切なのはポイントを絞って話をすること

ポイントは15年後どうありたいか、それに向けて今の状況はどうなのか。これだけです。歯周病の説明はしません。

また、患者さんに覚えてほしいところは、あらかじめ手書きでわかりやすくメッセージなども書き込んでいます。家に帰った後であらためて見て、次に来たときに質問してくれたりもしますね。

15年後の自分をイメージしてもらい、今から何に取り組むかを一緒に考える。一歩ずつ解決していくのが大事なので、患者さんにとって、しんどくない提案をしています。

未来のリスクがわかるから、今、取り組む気になる

ある50代の男性の患者さんは、レポートを見て「歯ぐきが悪いとは思っていたけど、これだけ抜けちゃうんだね……」と。そこで「今の歯の本数を守るために、ご自分でできることもあるんですよ。それを一緒に考えていきましょう」と提案しました。

すると「そうなんですね、やってみます!」となったんです。歯科医院でやってもらうだけでなく、自分でもできるということを患者さんが気づくのが大切ですね。